2026年9月07日

こんにちは!博多駅直結の歯医者、博多歯科 KITTE博多院です!
「根管治療のときに付けるゴムのシートは何?」
「ラバーダムって本当に必要なの?」
「自費の根管治療でしか使わないもの?」
根管治療について調べていると、「ラバーダム」という言葉を目にすることがあります。
ラバーダムとは、治療する歯だけをゴム製のシートから露出させ、周囲のお口の中から隔離する方法です。
少し大げさな装置に見えるかもしれませんが、根管治療では非常に重要な役割があります。
博多歯科 KITTE博多院では、自費診療だけではなく、保険の根管治療でも追加料金なしでラバーダムを使用しています。
多くの歯科医院では根管治療の際にも使うことはありませんが、実はこれが非常に重要なんです。
今回は、当院でもこだわりの、なぜ当院がラバーダムを大切にしているのかを解説します。
そもそも根管治療とは?
歯の内部には「歯髄」と呼ばれる神経や血管があります。
むし歯が深く進行して歯髄まで細菌感染が広がった場合や、一度根管治療をした歯の根の先に再び病変ができた場合などには、根管治療が必要になることがあります。
根管治療では、歯の内部にある細菌や感染した組織を取り除き、根管内を洗浄・消毒して、最終的に薬剤を詰めていきます。
ここで重要なのが「細菌」です。
実は口の中は体の中でも非常に細菌が多いゾーンです。そのため、感染には十分に注意が必要です。
例えば術前に歯のお掃除をしたり、ラバーダムをして根管治療を行ったりが必要です。
根管治療では、単純に神経を取ることが目的ではありません。
根管の中の細菌をできるだけ減らし、新しい細菌を治療中に入れないことがとても重要です。
ラバーダムとは?
ラバーダムは、治療する歯の周囲に装着する薄いゴム製のシートです。
シートに小さな穴を開け、治療する歯だけをお口の中に露出させます。
イメージとしては、「治療する歯だけに専用の手術スペースを作る」ようなものです。
これによって、唾液や舌、頬などから治療する歯を隔離できます。
これによって無菌状態で治療が可能になります。
患者さんからすると少し不思議な見た目ですが、根管治療をより衛生的な環境で行うための大切な方法です。
なぜ唾液を入れないことが重要なの?
私たちのお口の中には非常に多くの細菌が存在しています。
当然、唾液にも細菌が含まれています。
せっかく根管の内部を洗浄・消毒しても、治療中に唾液が根管内へ入り込んでしまえば、再び細菌を持ち込む原因になります。
そこでラバーダムによって治療する歯を隔離し、唾液が入りにくい環境を作ります。
根管治療では、
「どの薬を使うか」
「どの器具を使うか」
ということも重要ですが、その前に細菌をできるだけ持ち込まない環境を作ることが基本になります。
消毒薬や器具からお口を守る役割もあります
ラバーダムには、感染対策以外にもメリットがあります。
根管治療では、根管内部をきれいにするための洗浄液や、小さな治療器具を使用します。
ラバーダムで治療する歯と口腔内を隔離することで、洗浄液がお口の中へ流れ込むことや、小さな器具などを誤って飲み込んでしまうリスクを減らすことにもつながります。
つまりラバーダムは、根管内を清潔に保つだけでなく、治療を安全に行うためにも重要な役割を持っています。
イメージで言うと、グローブやマスクなしで治療を行うようなものです。
いかに重要かがわかります。
マイクロスコープがあればラバーダムはいらない?
当院では根管治療にマイクロスコープを使用することがあります。
マイクロスコープを使うと、肉眼では確認しにくい根管内部を大きく拡大して観察できます。
しかし、
「マイクロスコープがある=精密な根管治療が完成する」
というわけではありません。
マイクロスコープは「見るための設備」であり、ラバーダムは「清潔な治療環境を作るためのもの」です。
それぞれ役割が異なります。
さらに根管を清掃するための器具や洗浄・消毒、根管充填など、複数の要素を組み合わせて根管治療を行います。
高性能な設備だけでなく、基本的な治療手順を一つずつ丁寧に行うことが大切です。
保険診療でもラバーダムを使用しています
「ラバーダムは自費の精密根管治療で使うもの」と思われている方もいらっしゃるかもしれません。
博多歯科 KITTE博多院では、保険診療の根管治療でも追加料金なしでラバーダムを使用しています。
保険診療だからラバーダムを省略する、という考え方ではありません。
根管治療を行う以上、可能な限り唾液による汚染を防ぎ、清潔な環境を整えることは大切だと考えているからです。
もちろん、歯の残り方や位置などによって通常の方法でラバーダムを装着することが難しいケースもありますし、患者様が希望されない場合は無理につけませんので、いつでもご相談ください。その場合には、お口の状態に合わせて治療方法を検討します。
「歯を残す」ために根管治療を大切にしています
根管治療が必要な歯は、すでに大きなダメージを受けていることが少なくありません。
そのため当院では、「とりあえず痛みがなくなれば終わり」ではなく、できるだけその歯を長く使うことを考えて治療します。
ラバーダムだけで根管治療の結果が決まるわけではありません。
診断、感染の除去、洗浄・消毒、根管充填、最終的な被せ物、そして治療後のメンテナンスまで、さまざまな要素が関係します。
ラバーダムは、その中でも根管治療を行うための基本的な環境づくりの一つと考えています。
まとめ
ラバーダムは、根管治療を行う歯だけをゴム製のシートで隔離する方法です。
主な目的は、唾液に含まれる細菌が根管内へ入り込むことを防ぎ、できるだけ清潔な環境で治療することです。
また、治療に使用する洗浄液や小さな器具からお口を守る役割もあります。
博多歯科 KITTE博多院では、保険・自費にかかわらず、根管治療では追加料金なしでラバーダムを使用しています。
「神経を取ると言われた」
「以前治療した歯の根に膿があると言われた」
「できるだけ自分の歯を残したい」
という方は、お気軽にご相談ください。
博多駅エリアで2院体制|博多歯科・矯正歯科とも連携しています
博多歯科 KITTE博多院に加えて、**博多駅博多口から徒歩5分の「博多歯科・矯正歯科」**でも、根管治療をはじめ幅広い歯科診療を行っています。
両院とも平日21時まで、土日祝日も診療しているため、お仕事などで平日の日中に通院しにくい方にも利用していただきやすい体制を整えています。
また、複数の歯科医師が在籍し、それぞれの経験や得意分野を活かしながら診療できる厚いマンパワーも私たちの特徴です。
KITTE博多院にはマイクロスコープやCTなどの設備も備え、設備と人の両面から、できるだけ歯を残すための診療体制を整えています。
博多駅直結の「博多歯科 KITTE博多院」と、博多駅博多口から徒歩5分の「博多歯科・矯正歯科」。
「抜歯と言われたけれど、残せる可能性がないか相談したい」という場合も含め、博多駅周辺で歯のお悩みがある方はお気軽にご相談ください。