なぜ歯の治療前に口腔内清掃が必要?最初にクリーニングする理由を解説|博多駅・KITTE博多内の歯科・歯医者|博多歯科 KITTE博多院

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なぜ歯の治療前に口腔内清掃が必要?最初にクリーニングする理由を解説

なぜ歯の治療前に口腔内清掃が必要?最初にクリーニングする理由を解説|博多駅・KITTE博多内の歯科・歯医者|博多歯科 KITTE博多院

2026年9月11日

なぜ歯の治療前に口腔内清掃が必要?最初にクリーニングする理由を解説

こんにちは!博多駅直結の歯医者、博多歯科 KITTE博多院です!

「むし歯を治しに来たのに、どうして最初にクリーニングするの?」

「痛い歯を先に治療してほしい」

「歯石取りは治療が全部終わってからではダメなの?」

初診の患者さんから、このような疑問をいただくことがあります。

もちろん、強い痛みや腫れなど緊急性が高い場合には、必要な処置を優先します。

しかし、緊急性がない場合には、本格的な治療に入る前に口腔内清掃を行い、できるだけ清潔な環境をつくってから治療を始めることが大切です。

これをインフェクスションコントロールといい、口腔内トラブルを抑える基本となります。

今回は、なぜ歯科治療の前にクリーニングや歯石除去を行うのか、その理由を

日本歯周病学会認定医の立場から解説します。

お口の中にはたくさんの細菌が存在しています

健康な方のお口の中にも、非常に多くの細菌が存在しています。

特に歯の表面に付着するプラーク(歯垢)は、単なる食べかすではなく、細菌が集まったものです。

さらにプラークが長期間残ると、唾液中の成分によって硬くなり、歯石になります。

歯石は表面がザラザラしているため、さらにプラークが付着しやすくなります。

つまり、歯科治療を始める前にお口の中を清潔にすることは、治療を行うための環境を整えることでもあるのです。

このプラークは僕たち歯科医師の一番の敵です!

多くの歯科的な問題点は口腔内のバイキンが原因です。むし歯ならむし歯菌、歯周病なら歯周病菌が原因となります。これらが集まったものがプラークであり、プラークコントロールが非常に重要です。

理由① 歯ぐきからの出血を減らして治療しやすくする

プラークや歯石が多く付着していると、歯ぐきに炎症が起こりやすくなります。

炎症のある歯ぐきは、少し触れただけでも出血することがあります。

例えば、詰め物や被せ物の治療では、歯と歯ぐきの境目を細かく確認しながら処置を行うことがあります。

そのときに出血が多いと、歯の状態を確認しにくくなったり、接着操作が難しくなったりすることがあります。

まず歯ぐきの炎症を改善しておくことで、より治療を行いやすい口腔内環境をつくることができます。

理由② むし歯だけでなく歯周病の状態も確認するため

「痛いところだけ治してほしい」

という気持ちはよくわかります。

しかし、歯科治療では一本の歯だけを見るのではなく、お口全体を確認することも重要です。

少なくとも、当院ではその場しのぎの治療より、根本的な治療を重視しております。妥協的な治療はまた更なる問題を起こすことが多いからです。

とはいえ、お仕事の都合やタイミングもあると思うのでお気軽にご相談ください。

例えば、被せ物をきれいに作っても、その歯を支えている歯ぐきや骨に歯周病が進行していれば、長期的に安定しない可能性があります。

歯石を除去し、歯ぐきの状態を確認することで、

「出血している場所はないか」

「深い歯周ポケットはないか」

「歯を支える骨に問題はないか」

などを確認します。

歯を長く残すためには、歯そのものと、それを支える歯周組織の両方を見る必要があります。

理由③ 詰め物・被せ物をより良い状態で治療するため

セラミックや被せ物の治療では、歯ぐきの状態も仕上がりに関係します。

歯ぐきが腫れている状態と、炎症が改善した状態では、歯ぐきの形や位置が変わることがあります。

そのため、必要に応じて歯周病治療やクリーニングを行い、歯ぐきの状態を整えてから最終的な被せ物を作ることがあります。

これは治療を遅らせるためではありません。

できるだけ良い条件で最終的な治療を行うための準備と考えていただくとわかりやすいと思います。

理由④ 「なぜ悪くなったのか」を改善するため

むし歯を削って詰めれば、その部分の治療はいったん終了します。

しかし、むし歯になった原因が何も変わっていなければ、別の場所に新しいむし歯ができたり、詰め物の周囲から再びむし歯になったりする可能性があります。

歯周病も同じです。

歯石を取るだけではなく、普段どこに磨き残しがあるのかを知り、毎日のセルフケアを改善することが重要です。

私たちは、「悪くなった場所を治す」だけでなく、「もう一度悪くなる可能性をできるだけ減らす」ことまでが歯科治療だと考えています。

その第一歩が、口腔内清掃とセルフケアの確認です。

予防こそが最大の防御で、自分の歯に勝る歯科材料はありません。

当院では、皆様1人1人に担当の歯科医師、歯科衛生士がついて皆様のお口の健康をサポートします。

根管治療や外科処置でも清潔な環境は重要

お口の中を清潔にすることは、根管治療や抜歯、インプラントなどを行う際にも大切です。

例えば根管治療では、歯の内部に細菌をできるだけ入れない環境をつくることが重要です。

博多歯科 KITTE博多院では、根管治療の際にラバーダムを使用するなど、治療する歯への唾液や細菌の侵入をできるだけ防ぐための環境づくりを重視しています。

外科処置についても、処置する部分だけではなく、お口全体をできるだけ清潔な状態にしておくことが大切です。

痛みがあるのにクリーニングが先なの?

ここは誤解してほしくないポイントです。

どんな患者さんでも、必ずクリーニングを先に行うわけではありません。

強い歯の痛み、腫れ、外傷、詰め物が取れたなど、早めの対応が必要な場合には、まず症状に対する診察や応急処置を優先することがあります。

一方、緊急性が低く、今後複数回にわたって治療を行う場合には、最初に口腔内環境を整えてから本格的な治療へ進むことがあります。

つまり、

「クリーニングが先」ではなく、「その患者さんにとって何を先にするべきかを判断する」

ということです。

治療の原則は、患者さんが気になるところを治療する、と言うことです。

私たちもそれを第一に考えますが、治療を安全かつ、安心して進めるために歯周病の治療を行う場合があります。

クリーニングは治療を引き延ばすためではありません

「歯石取りをしてから治療と言われると、治療回数を増やしているように感じる」

という方もいるかもしれません。

しかし、私たちの目的は治療回数を増やすことではありません。

せっかく治療するのであれば、できるだけ良い環境で治療し、その歯を長く使っていただきたいと考えています。

歯科治療は、家を建てることに少し似ています。

見える部分だけきれいにしても、土台に問題があれば長く安定させることは難しくなります。

口腔内清掃や歯周病治療は、これから行う歯科治療の「土台づくり」なのです。

まとめ|最初の口腔内清掃も大切な治療の一部です

歯科治療前に口腔内清掃を行うのには理由があります。

お口の中のプラークや歯石を減らし、歯ぐきの炎症を改善することで、その後の治療をより良い環境で進めやすくなります。

また、むし歯だけでなく歯周病や磨き残しを確認し、「なぜその歯が悪くなったのか」を考えることも大切です。

ただし、強い痛みや腫れなどがある場合には必要な処置を優先します。

目の前の歯を治すだけでなく、治療した歯をできるだけ長く使える状態をつくる。

そのために必要なステップの一つが、治療前の口腔内清掃です。

博多駅エリアで2院体制|博多歯科・矯正歯科とも連携しています

博多歯科 KITTE博多院に加えて、博多駅博多口から徒歩5分の「博多歯科・矯正歯科」でも、予防歯科、むし歯・歯周病治療、根管治療、矯正、インプラントなど幅広い診療を行っています。

両院とも平日21時まで、土日祝日も診療しており、複数の歯科医師による厚い診療体制を整えています。

博多駅直結の「博多歯科 KITTE博多院」と、博多駅博多口から徒歩5分の「博多歯科・矯正歯科」。

「まず痛いところを診てほしい」「クリーニングも含めてお口全体を診てほしい」など、気になることがあればお気軽にご相談ください。

監修者

博多歯科 KITTE博多院 院長

有田 将悟

経歴

  • 2021年3月 九州大学歯学部 卒業
  • 2022年3月 羽地歯科口腔外科医院にて研修修了
  • 2022-2025年 医療法人社団大志 みずほ台駅ナカ歯科矯正歯科医院 勤務
  • 2025年1月 博多歯科・矯正歯科 開業

資格・所属学会

  • 日本デジタル矯正歯科学会所属
  • 日本臨床歯科学会所属
  • G.F.Oベーシック修了
  • Straumannベーシックコース修了

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