2026年10月21日

こんにちは!博多駅直結の歯医者、博多歯科 KITTE博多院です!
「親知らずが横向きに生えていると言われた」
「歯ぐきの中に埋まっている親知らずも抜けるの?」
「神経に近いから抜歯が難しいと言われた」
このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
親知らずは、まっすぐ生えてくるとは限りません。斜めに生えていたり、横向きになっていたり、完全に骨の中に埋まっている場合もあります。
特に下の親知らずでは、歯の根の近くに「下歯槽神経」という重要な神経が通っているため、慎重な診断が必要です。
当院では高性能の歯科用CTを導入していて、神経の位置や上顎洞の位置などもしっかり確認して、抜歯やインプラントなどの外科処置に活かしています。
そこで役立つのが、歯科用CTを使った三次元的な診断です。
今回は、横向きの親知らずは抜歯できるのか、CTで何が分かるのか、抜歯の方法やリスクについて詳しく解説します。
① 横向きの親知らずとは?
親知らずは、一般的に10代後半から20代頃に生えてくる、一番奥の永久歯です。
しかし、顎の骨に十分なスペースがない場合などには、正常な方向に生えてこないことがあります。
特に、親知らずが手前の歯に向かって横向きになっている状態を「水平埋伏智歯」と呼びます。
横向きの親知らずでは、歯の一部だけが歯ぐきから見えている場合もあれば、完全に骨の中に埋まっている場合もあります。
特に日本人ではこの水平埋伏の親知らずが非常に多いです。日本人は顎が小さいので、しっかり親知らずが生えてくる方は非常にまれです。一方、欧米人の方は骨格が大きいので、すべての親知らずが完全生えてきて、噛んでることも珍しくありません。
このような親知らずは、歯ブラシが届きにくく、手前の歯との間に汚れがたまりやすいことがあります。
その結果、親知らずの周囲に炎症が起きたり、手前の第二大臼歯がむし歯になったりすることがあります。
ただし、横向きだからといって、すべての親知らずを抜歯する必要があるわけではありません。
症状や周囲の歯への影響、将来的なリスクを考慮して判断します。
② 横向きの親知らずも抜歯できる?
結論からいうと、横向きに埋まっている親知らずでも、抜歯できるケースは多くあります。
ただし、まっすぐ生えている親知らずと比べると、抜歯の難易度が高くなることがあります。
例えば、歯が完全に骨の中に埋まっている場合には、歯ぐきを切開したり、周囲の骨を一部削ったりする必要があります。
また、横向きの親知らずは、そのままの形では取り出せないことがあるため、歯を分割して抜歯する場合があります。
一方で、歯根の形が複雑だったり、神経に非常に近かったりする場合には、抜歯によるリスクが高くなることがあります。
当院には口腔外科認定医の先生が在籍していますので、多くの場合当院で抜歯が可能です。なるべく当院で抜歯ができるようにオペ室を完備したり、高性能の歯科用CTを導入したりしておりますので、安全な治療を行っております。
そのため、大切なのは「抜けるかどうか」だけでなく、「どのような方法で、どの程度のリスクを伴うのか」を確認することです。
③ 親知らずの診断にCTが役立つ理由
通常の歯科用レントゲン写真は、歯や骨の状態を平面的に確認する検査です。
親知らずの位置や向き、周囲の歯との関係などを把握するうえで役立ちます。
しかし、平面的な画像では、親知らずの根と神経が実際にどのくらい近いのか、正確に判断しにくい場合があります。
そこで必要に応じて使用するのが歯科用CTです。
CTでは、歯や骨の状態を三次元的に確認できます。
例えば、次のような情報を把握することができます。
特に重要なのが、下の親知らずと下歯槽神経の位置関係です。
ただし、CTを撮影すれば神経損傷を完全に防げるというわけではありません。
CTは、リスクを評価し、適切な治療方法を検討するための検査です。
④ 親知らずと神経が近いと何が危険?
下の親知らずの根の近くには、下歯槽神経が通っています。
この神経は、主に下唇や顎先などの感覚に関係しています。
親知らずの抜歯時に神経が影響を受けると、下唇や顎先にしびれや感覚の鈍さが生じる場合があります。
多くの場合、感覚の異常は時間とともに改善する可能性がありますが、回復に長期間かかったり、症状が残ったりすることもあります。
また、親知らずの位置によっては、舌の感覚に関係する舌神経にも注意が必要です。
このようなリスクは、すべての親知らずで同じではありません。
歯根と神経の位置関係、歯の埋まり方、年齢などによって異なります。
そのため、神経に近いことが疑われる場合には、CTなどを用いて詳しく確認し、抜歯の必要性も含めて慎重に判断します。
⑤ 親知らずの抜歯ではどんなことをする?
横向きの親知らずを抜歯する場合、一般的には局所麻酔を行ってから処置を進めます。
歯が歯ぐきや骨に覆われている場合には、必要に応じて歯ぐきを切開します。
その後、親知らずの周囲の骨を一部除去したり、歯の頭と根を分割したりして、少しずつ取り出します。
抜歯後は傷口を洗浄し、必要に応じて縫合します。
ただし、実際の手順は親知らずの位置や形態によって異なります。
また、局所麻酔が十分に効いていれば、処置中の痛みは抑えられることが一般的ですが、押される感覚や振動などを感じることはあります。
痛みを我慢しながら抜歯を受ける必要はありません。
処置中に痛みがある場合には、遠慮せず歯科医師へ伝えてください。
⑥ 神経に近い親知らずは必ず全部抜くの?
神経との距離が非常に近い親知らずでは、歯をすべて取り除くことによる神経損傷のリスクが高い場合があります。
そのようなケースでは、親知らずの頭の部分を取り除き、神経に近い根を残す「コロネクトミー(歯冠切除術)」という方法が検討されることもあります。
ただし、すべての症例に適応できる方法ではありません。
例えば、歯根に感染がある場合や、根の状態に問題がある場合には適さないことがあります。
また、残した歯根が移動したり、後から追加の処置が必要になったりする可能性もあります。
このように、親知らずの抜歯には複数の方法があり、状況によって適切な選択肢が異なります。
必ず全部抜くことが正解とは限らず、抜歯しない選択肢も含めて検討することが重要です。
⑦ 横向きの親知らずを放置するとどうなる?
横向きの親知らずがあるからといって、必ず問題が起こるわけではありません。
しかし、位置や清掃状態によっては、次のようなトラブルが生じる場合があります。
親知らずの周囲の炎症
親知らずの周囲に細菌がたまり、歯ぐきが腫れたり、痛みが出たりすることがあります。これを智歯周囲炎と呼びます。
手前の歯のむし歯
横向きの親知らずと第二大臼歯の間に汚れがたまり、手前の歯にむし歯ができることがあります。
手前の歯の歯周組織への影響
親知らずの位置によっては、第二大臼歯の奥側に深い歯周ポケットや骨の欠損が生じる場合があります。
嚢胞などの病変
頻度は高くありませんが、埋伏した親知らずの周囲に嚢胞などの病変が生じることもあります。
特に注意したいのは、親知らず自体に痛みがなくても、手前の健康な歯に悪影響を与える場合があることです。
そのため、症状がなくても定期的な確認が必要になることがあります。
⑧ 親知らずは痛くなくても抜いた方がいい?
「痛みがないなら、そのままでいいのでは?」
これは患者さんからよくいただく質問です。
実際、症状がなく、周囲の歯や骨にも問題が認められない親知らずでは、経過観察が適切な場合があります。
一方で、繰り返し炎症が起きている場合や、手前の歯にむし歯・歯周組織の問題が生じている場合には、抜歯を検討することがあります。
また、今後の矯正治療やほかの歯科治療との関係で、抜歯が必要になることもあります。
ただし、親知らずがあるという理由だけで、すべて抜歯する必要はありません。
当院では、抜歯するメリットと、抜歯によって生じるリスクの両方を考えて判断することを大切にしています。
⑨ 親知らずを抜いた後はどのくらい腫れる?
横向きの親知らずを抜歯した後には、痛みや腫れが生じることがあります。
特に、骨の削除や歯の分割が必要だった場合には、比較的腫れやすくなることがあります。
腫れは一般的に術後2〜3日頃に強くなり、その後徐々に落ち着いていくことが多いですが、個人差があります。
また、口が開けにくくなったり、頬に内出血が生じたりする場合もあります。
抜歯後には、血の塊が傷口を保護する役割を果たします。
そのため、強いうがいや喫煙などは、治癒を妨げる可能性があります。
また、抜歯後数日してから強い痛みが出る場合には、ドライソケットなどの可能性もあります。
痛みや腫れが強くなり続ける場合、発熱がある場合、出血が止まらない場合には、早めに歯科医院へ相談してください。
呼吸や飲み込みが難しいほどの腫れがある場合は、緊急の医療対応が必要です。
⑩ CTはすべての親知らずで必要?
ここは誤解されやすいポイントです。
CTは非常に役立つ検査ですが、すべての親知らずの抜歯で必要になるわけではありません。
まずはお口の診察や通常のレントゲン写真などで、親知らずの状態を確認します。
その結果、神経との位置関係が不明確な場合や、複雑な歯根形態が疑われる場合などに、CT撮影を検討します。
CTには放射線被ばくが伴うため、必要性を判断したうえで撮影することが大切です。
また、CTで詳しく診断しても、すべての合併症を予測できるわけではありません。
大切なのはCTを撮ること自体ではなく、必要な情報を得て適切な治療方針を決めることです。
⑪ 博多歯科 KITTE博多院の親知らず診療
博多歯科 KITTE博多院では、親知らずの痛みや腫れ、抜歯についてのご相談に対応しています。
当院には日本口腔外科学会認定医が在籍しており、親知らずの状態や全身の健康状態などを踏まえて、治療方法を検討しています。
特に横向きの親知らずでは、歯の位置や神経との関係を確認し、必要に応じて歯科用CTによる診断を行います。
また、親知らずの状態によっては、高度な設備や全身管理が必要になる場合もあります。
そのような場合には、適切な医療機関への紹介も含めて対応します。
「横向きだから抜けないと言われた」
「神経に近いと言われて不安」
「抜いた方がいいのか判断してほしい」
このようなお悩みがある方も、お気軽にご相談ください。
まとめ|横向きの親知らずも、まずは正確な診断が大切
横向きに生えている親知らずでも、抜歯できるケースは多くあります。
ただし、歯の埋まり方や根の形、神経との位置関係によって、抜歯の難易度やリスクは異なります。
歯科用CTは、通常のレントゲン写真では把握しにくい位置関係を三次元的に確認するために役立ちます。
一方で、すべての親知らずにCTや抜歯が必要なわけではありません。
親知らずの治療では、抜歯できるかどうかだけでなく、本当に抜歯が必要なのか、どの方法が適切なのかを考えることが重要です。
博多駅周辺で親知らずの抜歯をご検討中の方は、博多歯科 KITTE博多院へご相談ください。
博多駅エリアで2院体制|博多歯科・矯正歯科とも連携しています
博多駅直結の「博多歯科 KITTE博多院」に加え、博多駅博多口から徒歩5分の「博多歯科・矯正歯科」でも、親知らずの診査や抜歯についてご相談いただけます。
両院とも平日21時まで、土日祝日も診療しており、複数の歯科医師による診療体制を整えています。
親知らずの痛みや腫れ、抜歯について不安がある方も、まずはお気軽にご相談ください。
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