2026年10月16日

こんにちは!博多駅直結の歯医者、博多歯科 KITTE博多院です!
「親知らずを抜くなら大学病院に行かないといけない?」
「横向きに埋まっている親知らずは、普通の歯医者では抜けない?」
「以前通っていた歯医者さんで、大学病院を紹介すると言われた」
患者さんから、このようなご相談をいただくことがあります。
結論からいうと、親知らずの抜歯は、必ずしも大学病院で行う必要はありません。
一般的な歯科医院でも対応できるケースは多く、横向きに埋まった親知らずであっても、設備や歯科医師の経験によっては抜歯できる場合があります。
当院では抜歯が上手な先生がいますので親知らずの当日抜歯も対応しています全身疾患やお薬の状況またリスクによっては当日抜歯が難しい場合もありますが多くの場合で対応可能です。
一方で、神経や血管との位置関係、全身疾患、感染の程度などによっては、大学病院や総合病院での治療が適していることもあります。
今回は、親知らずの抜歯を歯科医院で行えるケースと、大学病院への紹介が必要になるケースについて解説します。
① 親知らずは普通の歯科医院でも抜ける?
親知らずは、前から数えて8番目にある永久歯です。
上下左右に最大4本ありますが、生えてこない方や、もともと親知らずが存在しない方もいます。
親知らずの抜歯には、比較的簡単なものから難易度の高いものまであります。
例えば、まっすぐ生えていて、歯の頭が十分に見えている親知らずであれば、通常の抜歯と同じような方法で対応できる場合があります。
一方、歯ぐきの中に埋まっている親知らずや、横向きに生えている親知らずでは、歯ぐきを切開したり、骨を一部削ったり、歯を分割したりする必要があることもあります。
しかし、横向きだから必ず大学病院、埋まっているから必ず大学病院というわけではありません。
歯科医師の技術や経験、院内設備によって対応できる範囲は異なります。
② 大学病院での抜歯をすすめられるのはなぜ?
歯科医院で大学病院への紹介をすすめられた場合、「そんなに危険な状態なの?」と不安になる方もいらっしゃると思います。
しかし、紹介されたからといって、必ずしも特別に危険な親知らずというわけではありません。
歯科医院によって、対応できる外科処置の範囲が異なるためです。
例えば、一般的なむし歯治療や歯周病治療を中心に行っている医院では、埋伏した親知らずの抜歯を積極的に行っていない場合があります。
また、設備や処置時間の確保が難しいこともあります。
そのため、安全性を考慮して、口腔外科のある大学病院や総合病院を紹介することがあります。
大学病院への紹介は、適切な医療機関で治療を受けていただくための判断であり、必ずしも重症という意味ではありません。
正直、腫れや痛みなどのリスクに関しては、誰がやってもどこで抜いても起きます。
これは術者のスキルや院の設備の要因ではないからです。例えば、歯石の近くには下歯神経という唇の感覚の神経がすぐ近くを通っていますが、抜歯する際にはどうしてもそこに刺激が加わりますので、麻痺が起きてしまう可能性というのが一定数必ず存在しますし、抜歯は怪我に近いので腫れや痛みも起きます。また出血のリスクというのも避けられません。これ自体は解剖学的、生体的な要因なので、どういう状況でもリスクとしてはあります。一方で大学病院で抜歯を勧められる場合というのは、多くの場合、お薬や全身疾患との兼ね合い、もし緊急事態があったときにもお医者さんや看護師さんがいる病院だとより安全という発想から紹介されることもありますし、恐怖心が強く全身麻酔で抜歯が必要な場合などは、全身麻酔という選択肢には入院がつきものなので大学病院のような入院設備のある病院を紹介させていただく場合があります。
③ 歯科医院で対応できる親知らずのケース
一般的な歯科医院で対応できることが多いのは、次のようなケースです。
まっすぐ生えている親知らず
歯の頭が十分に見えており、周囲の骨や歯根の状態に大きな問題がなければ、比較的短時間で抜歯できる場合があります。
斜めに生えている親知らず
親知らずが手前の歯に向かって傾いている場合でも、位置や深さによっては歯科医院で抜歯できます。
横向きに埋まっている親知らず
「水平埋伏智歯」と呼ばれる状態です。
歯ぐきの切開や歯の分割などが必要になることがありますが、口腔外科処置に対応した歯科医院であれば抜歯できる場合があります。
ただし、これらはあくまで一般的な目安です。
実際に抜歯できるかどうかは、レントゲンやCTによる診断と、歯科医師の判断によって決まります。
④ 大学病院・総合病院での抜歯が適しているケース
一方で、次のような場合には、大学病院や総合病院の口腔外科での治療を検討します。
神経や重要な血管に非常に近い場合
下の親知らずの根の近くには、下歯槽神経という神経が走っています。
抜歯の際にこの神経が影響を受けると、下唇や顎先などにしびれが生じる可能性があります。
CTで詳しく確認した結果、神経損傷のリスクが高いと判断される場合には、高次医療機関への紹介を検討します。
全身疾患などで特別な管理が必要な場合
心臓病や血液疾患、コントロールが難しい糖尿病などがある方、特定の薬剤を使用している方では、全身状態に応じた慎重な管理が必要になる場合があります。
重い感染症が疑われる場合
親知らずの周囲の炎症が広がり、顔や首が大きく腫れている場合には、入院や点滴治療などが必要になることがあります。
特に、飲み込みにくさや呼吸のしづらさがある場合は、緊急の評価が必要です。
全身麻酔や入院管理が必要な場合
複雑な抜歯や全身状態などの理由で、全身麻酔や入院での管理が適している場合には、対応可能な医療機関で治療を行います。
重要なのは、大学病院か歯科医院かという名前ではなく、その患者さんに必要な治療環境が整っているかどうかです。
⑤ 横向きの親知らずはどうやって抜く?
横向きに埋まっている親知らずは、まっすぐ引っ張るだけでは抜けないことがあります。
一般的には、局所麻酔を行ったうえで、必要に応じて歯ぐきを切開し、周囲の骨を一部削ります。
その後、歯の頭と根を分割するなどして、少しずつ取り出します。
最後に傷口を洗浄し、必要に応じて縫合します。
このように聞くと、怖いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、局所麻酔が十分に効いていれば、処置中の痛みは抑えられることが一般的です。
もちろん、麻酔の効き方や抜歯の難易度には個人差があります。
また、抜歯後には痛みや腫れ、出血、開口障害などが起こる可能性があります。
そのため、抜歯前には処置内容だけでなく、術後の注意点についても説明を受けることが大切です。
⑥ 親知らずの抜歯でCTが重要な理由
親知らずの抜歯では、事前の診断が非常に重要です。
通常のレントゲン写真でも、親知らずの向きや周囲の骨の状態などを確認できます。
しかし、レントゲンは二次元的な画像のため、神経との位置関係などが十分に分からない場合があります。
そこで役立つのが歯科用CTです。
CTでは、親知らずの根の形や下顎管との位置関係などを三次元的に確認できます。
例えば、レントゲンでは親知らずの根と神経が重なって見えていても、CTで確認すると実際には距離がある場合があります。
反対に、非常に近接していることが分かる場合もあります。
ただし、CTを撮影すれば神経損傷などのリスクを完全になくせるわけではありません。
また、すべての親知らずの抜歯にCTが必要というわけでもありません。
必要性を判断したうえで、適切に使用することが大切です。
⑦ 大学病院と歯科医院、どちらで抜くのがいい?
大学病院と一般的な歯科医院には、それぞれ特徴があります。
大学病院や総合病院では、複雑な症例や全身管理が必要な患者さんに対応できる体制が整っている場合があります。
一方、地域の歯科医院では、普段の診療や術後の経過観察を同じ医院で受けられることや、通院しやすいことがメリットになる場合があります。
ただし、どちらの方が必ず痛みが少ない、どちらの方が必ず安全というわけではありません。
抜歯の結果は、親知らずの状態や患者さんの全身状態、術者の技術、適切な診断など、さまざまな要因によって左右されます。
僕たちが大切にしているのは、当院で対応できる症例には適切に対応し、より専門的な管理が必要な症例では無理をせず紹介することです。
⑧ 親知らずは当日抜歯できる?
「大学病院に行かなくていいなら、今日抜いてほしい」
このようなご希望もあると思います。
歯科医院では、診察当日に親知らずを抜歯できる場合があります。
しかし、必ず当日抜歯できるわけではありません。
強い炎症がある場合には、まず洗浄や薬による治療などを行い、状態が落ち着いてから抜歯を検討することがあります。
また、CTによる精査が必要な場合や、処置時間の確保が必要な場合には、後日の予約をご案内することもあります。
当院では、新患や急患のご相談にも対応していますが、当日の抜歯可否は診察結果や予約状況などによって判断します。
親知らずが痛い場合には、まず受診して、抜歯の必要性と適切なタイミングを確認することをおすすめします。
⑨ 博多歯科 KITTE博多院の親知らず抜歯
博多歯科 KITTE博多院では、親知らずの痛みや腫れ、抜歯に関するご相談に対応しています。
当院には日本口腔外科学会の認定医が在籍しており、一般的な抜歯だけでなく、横向きに埋まった親知らずなどの外科処置にも対応しています。
また、歯科用CTを備えており、必要に応じて親知らずと神経などの位置関係を詳しく確認します。
複数の歯科医師が在籍しているため、症例に応じた診療体制を整えています。
一方、すべての親知らずを当院で抜歯できるわけではありません。
神経損傷のリスクが高い症例や、特別な全身管理が必要な症例などでは、大学病院や総合病院への紹介を検討します。
当院は、九州大学病院や福岡赤十字病院などの医療機関とも連携しています。
「できるだけ当院で対応すること」と「必要な場合には適切な医療機関へ紹介すること」の両方を大切にしています。
まとめ|親知らずは必ずしも大学病院で抜く必要はありません
親知らずの抜歯は、必ずしも大学病院で行う必要はありません。
まっすぐ生えている親知らずはもちろん、斜めや横向きに埋まっている親知らずでも、歯科医院で抜歯できる場合があります。
一方で、神経との位置関係や全身状態によっては、大学病院などでの治療が適していることもあります。
大切なのは、親知らずの状態を正しく診断し、その症例に適した環境で抜歯することです。
以前の歯科医院で大学病院への紹介をすすめられた方も、紹介には理由がありますので、まずはその説明を確認することが大切です。
博多駅周辺で親知らずの抜歯についてお悩みの方は、博多歯科 KITTE博多院へご相談ください。
博多駅エリアで2院体制|博多歯科・矯正歯科とも連携しています
博多駅直結の「博多歯科 KITTE博多院」に加え、博多駅博多口から徒歩5分の「博多歯科・矯正歯科」でも親知らずの抜歯や口腔外科のご相談に対応しています。
両院とも平日21時まで、土日祝日も診療しており、複数の歯科医師による診療体制を整えています。
お仕事帰りや週末など、患者さんの生活に合わせて受診しやすい環境を整えています。
博多歯科 KITTE博多院
電話番号:092-409-5100